兵庫腎疾患対策協会
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会長挨拶

兵庫腎疾患対策協会 会長
(西宮敬愛会病院 院長 神戸赤十字病院 顧問)

守殿 貞夫

(2019年7月)

 兵庫腎疾患対策協会は、国際ソロプチミスト神戸東の「腎大切にしていますか」の事業活動を基盤として、1990年9月に発足し、今年で創立30周年を迎えます。当協会の目的は、腎疾患の予防、腎移植に限らず臓器移植全般に亘っての推進、県民の健康及び福祉の向上に関する知識の普及・啓発に努める事にあります。会員は、個人(一般人、看護師、コメディカル、医師他)、法人ならびに団体からなる正会員、および幹事会の議決を経て推薦された特別会員で構成され、入会の申し込みは随時受け付けております。

 当協会では、臓器移植関連の人材養成事業として、兵庫県臓器移植コーディネーター養成助成に努めており、2009年から臓器提供者が多いスペインの臓器移植トレーニングシステム(TPM)への研修者支援事業を行い、現在までに10名の方を支援してきました。現在では、この研修経験者を中心に県内外においてスペインTPMモデル臓器提供推進トレーニングシステムに基づく研修を実施しております。

 当協会の総会時には、文化人、医療人をお招きし、各ご講演を通じて慢性腎臓病(CKD)対策ならびに臓器移植推進のための啓発活動にご協力を頂いております。一部のみの紹介になりますが、河野太郎現外務大臣にご足労頂いた折には、「生命(いのち)~父 河野洋平に肝移植した経験から~」と題し、貴重なお話しを頂きました。最近では「iPS細胞の臨床応用(高橋政代氏:理研CDBプロジェクトリーダー)~腎移植への応用は可能か~」についてお話し頂きました。また、身内で臓器移植を経験された五十嵐利幸氏(株式会社福井新聞社事業参与)に「妻が、今も誰かの人生を支えている」と題し、命の大切さについてお話し頂きました。

 改正臓器移植法が施行され、脳死下の臓器提供が増加しています。しかし、心停止後の臓器提供が激減しており、ここ数年来一向に臓器提供総数は増えていません。臓器移植待機者が多い移植医療の現状を打破するには、今我々は何をすべきなのか。

 現在、日本で臓器提供が少ないその大きな一因として、医療関係者も含め、国民全体に移植医療への関心・度合いが極めて低いことが上げられます。「知らないから関心がない、知らないから決められない」という状況が依然として続いていることが指摘されています。

 

 私は、移植医療への関心・度合いが極めて低いことへの対策として、昨年、厚生労働省が提唱した「人生会議」の普及に期待しています。

「人生会議」の中で、
~臓器移植・臓器提供について話し合おう~

 「人生会議」とは、欧米では1995年から提唱されている人生における『Advance Care Planning(ACP)~健康時から将来の自分にとって望ましい医療・ケア・プラン” を予め考える~』ことです。昨年、厚労省はこのACPに馴染んで貰おうと「人生会議」という愛称を付けました。「人生会議」については、このホームページの会長メッセージに詳細を記載しております。この「人生会議」では各人が望む医療やケアについて前もって考え、個人の価値観を明らかにし、家族間でそれらを共有する取組のことです。 

 私は、この「人生会議」の中で、移植医療における臓器提供についての家族個々人の考え、臓器提供の意思確認をして頂きたいと思っています。「臓器移植について知らないから」が移植医療の推進上、最大の問題とされる現状を踏まえれば、人生会議の中で、脳死状態になった家族がドナーカードを有し、臓器提供の意思があったことを家族が共有していれば、臓器提供に繋がることが期待されます。「知らないから関心がない、知らないから決められない」ということは無くなり、日本の移植医療も良い方向へ変わって行けるものと考えます。

 当協会は、臓器移植の推進、ならびに生命や生活の質に重大な影響を与えるCKD(慢性腎臓病)の発症・進展予防策の推進を目指し活動して行きます。当協会の趣旨に賛同して頂ける皆様におかれましては、ご支援・ご入会方よろしくお願いします。


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